【特集】映画『のさりの島』公開記念特別講座に行ってみた!感想

特集

のさりの島、、?

なんか不思議なタイトル、、!

よくぞ聞いてくれました

そのこえは、、!

我が友、Ri-CHO氏ではないか・・・??

いかにも、Ri-CHOである〜!

(このくだりは毎回やるのかな)

ちょっと自慢させて欲しいんだけど、この映画の舞台は熊本県天草市、私の地元なんだ〜〜!!

なんと!!!!

地元愛あふれるマンだからちょっと鼻高よね、「のさり」というワードも熊本県ではよく使われるというか、よく耳にする方言なんだ

方言なのか、あまり耳馴染みのない言葉だと思った

ちなみにのさりとはどういう意味なの?

いい質問である~!まかせてくれ!

”のさり”とは?

映画『のさりの島』公式サイトではこのように解説されてるよ!

“のさり”とは、いいこともそうでないことも、自分の今ある全ての境遇は、天からの授かりものとして否定せずに受け入れるという、天草の優しさの原点ともいえることば。

すてきなことば・・・✨

でしょでしょー、日常会話では「のさった」って感じで動詞として使われることが多いかな?と思うよー!!

で、今回は映画を観てきたの?

映画の試写と、監督さんのお話を「公開記念特別講座」という形でうかがえたので、語っていくよ~!!?✨

『のさりの島』ってこんな映画

「もしもしばあちゃん、俺だけど…」
オレオレ詐欺の旅を続ける若い男が、熊本・天草の寂れた商店街に流れ着いた。老女の艶子は、若い男を孫の“将太”として招きいれる。若い男はいつの間にか、“将太”として艶子と奇妙な共同生活を送るようになり、やさしい“嘘”の時間に居場所を見つけていく。

地元FM局のパーソナリティを務める清ら(きよら)は、昔の天草の8ミリ映像や写真を集め、商店街の映画館で上映会を企画する。ひょんなことから“将太”も、上映会の企画チームに連れ込まれてしまう。賑わいのあった頃の天草・銀天街の記憶を取り戻そうと夢中になる清ら。かつての銀天街の痕跡を探す中で、艶子の持っていた古い家族アルバムに、“将太”は一枚の写真を見つける—

本渡の大火、焼け跡を片付ける町の人々、復興後の祭りの様子…。街に流れるブルースハープの音色と共に、スクリーンに映し出された天草のかつての記憶。

「将太さん、本当はどこのひとなの…」

映画『のさりの島』 公式サイト

オレオレ詐欺…?

犯罪やないかい

いやいやそれはとっかかりというか、主人公の青年のキャラ設定ってだけに過ぎないのよ〜

たまたま妙な『嘘』で繋がった2人の過ごす時間が、物語が進むごとに少しずつ尊くなるんだよね〜〜!

いつも辛口なRi-CHO氏がほめている・・・

この作品は結構好きだなあと思ったよ、地元の風景もたくさんで嬉しいなと言うのも大きいかな~

天草とは??

地元すきなんだねえ

いいところよ~天草!!

うわ〜〜〜絶景!

海に囲まれた温暖で穏やかな島で、お魚もお野菜も美味しいよ!

みんな優しいというか、人懐っこい。
監督も仰っていたけど、地元の人との関わりがなければ映画作りはとてもじゃないけど出来なかったとのこと。

ほう。人も土地もあたたかな場所なのね。

そういうこと〜

おばあちゃんの役も良かった、話し方がめっちゃ安心するというか。

おばあちゃんてなんであんなにほっこりするんだろうな

映画視聴後のお話も聞けたよ

おもに映画作りについてのお話をうかがえたよ~!
制作費の大まかな動きだったり、制作のためにどんなことをしたとか!

それは結構貴重では?!

うん!わたし個人は映画や映画製作に全く明るくなかったからなおのこと新鮮で楽しかったし、とっても勉強になりました〜!

それに、地方を舞台にした映画っていうのもなかなか自分じゃ積極的に観ようってならないから、、、

たしかに、自分の知らない土地だからあんま観ないかも、、?

そーなのよー!今回は地元の馴染みの風景がでてきたり、馴染みの企業がクレジットにでてたりして結構たのしく観られたよ!

地方創生と映画

地方創生てむずそう

それな、字面がゴツイよね〜笑
個人的には映画製作の方たちに、地元がどのように写ったのかがとても興味があったから、お話聞いてみたいなーって思ってたの

たしかに気になるよね、よその人からの地元って自分の目線と違うだろうし

そーなんよね~
印象的だったのは音かなあ、作中で結構音をピックアップするシーンがあって、ああ、このように切り取るのだなとか、たしかにこれは珍しいといえば珍しいのかなとかんがえてたよ〜!

地元の新しい魅力を音で再発見できたなって思った!

映画だから音声ってかなり力入れるよなそりゃ

そうだよね!
今まで映画って音が大きすぎたりするからちょっと苦手だなって思う時もあったんだけど、この映画で音への熱意というか、こだわり?みたいなものがなんとなく分かった気がする・・・!

地方創生てのとはどういう関係が・・・?

地方を舞台にした映画っていうと、地元の人は「おおっ」ってなるんだけど、山本起也監督曰く、地方を舞台にした映画は何かと”制約”が多いみたいで、それによって必ずしも面白いものになるとは限らないみたい。

あーなるほど、確かに地元のここをPRしてね!!とは言いたくなっちゃうよね

地方を盛り上げたいし注目してほしいからなぁ

そうそう、そこのバランスが難しいし、地元の方との良い関係が築けないとダメだし、予算も何もかも限られてるし。。。結構大変だ、とのことでした

リアルだーー!

映画を作るって大変だなぁ

それめっちゃおもった。

それに直接地方を盛り上げることに大きくつながるかというと、そうではないと思う、とのことです。

確かにな〜〜、大河ドラマとかならわかるけど、映画だとなかなか、、、ってなるよね

まあそれもそうだよねぇ。。それでたくさん人が集まってくれたら苦労しないもん

確かに。。。けど知ってもらうことは大事かもだね

それな〜!

本当にいいところだから天草のこと知ってもらえたら嬉しいなぁ

天草の人にとっての『のさりの島』という映画

山本起也監督の、「天草はこんなところですと言える映画ができた」って言葉が印象的だったな。

たしかに一言で説明出来なくもないけど、観てもらった方が早いかもてなる、天草盛りだくさんて感じの映画です✨

ほうほう

あれ、Ri-CHO氏、それは?

これはね、映画にも出演されてる大学の教授が合間に作った天草ガイドブックw

結構色んなとこまわってらっしゃってて感動した

私の知らなかったスポットもあったので、へええ~ってもなった!

そんなのあるのね!

合間に作ったってのがすごいなw

制作スタッフは合宿スタイルで

どゆことw

宿泊費用を抑えるための案だったみたいw広めの合宿所でみんな雑魚寝って聞いて、合宿みたーい!って思ったんだよねw

そして地元の方がお野菜とかたくさんおすそ分けしてくれたらしくて、それも面白かったw

玄関に誰が置いたかわからん野菜とかよくあったな子供の頃、ってなったw

玄関に野菜、、、!

ごんぎつねやん

ごんぎつねは草、けど田舎やとあるあるだと思うのよね笑

「嘘」という縁「嘘」による救い

嘘による救い・・・?

救われることってそんなにないような、、、

うーん、けど生きててなんでも正直に言ってたらいいってものでもないじゃない?

嘘のままで成立しているもの、それによって救われる気持ちって少なからずあると思うのよね。

『のさりの島』では嘘が救いになったということ?

うん。あらすじでもあったように、「オレオレ詐欺」という嘘の積み重ねで生きている主人公の青年が天草に流れ着いてきて、おばあちゃんと出会う。

最初はおばあちゃんの孫の同級生としてお金を受け取ろうと「嘘」をついて近づくんだけど、おばあちゃんもその嘘を「自分の孫」として受け止める。

その嘘でつながった縁での生活で、ちょっとずつ2人の笑顔が増えるシーンを見てると、それは「救い」なんじゃなかろうか、と思えるよ。

あー確かに。優しい嘘ってあるもんね。

コロナに”のさった”

コロナな〜〜

世界中今大変だもんなぁ

本当それな。人類が大幅アップデートを強いられている昨今だけど、山本起也監督は、この映画の製作を通して、「コロナに”のさった”」と思えたとのことです。

天災とも言えるこの状況を大変だけども受け入れて、私たちは生きていくしかないもんね。「もうよかよか、のさったたい」っていうスタンスで、心に余裕を持ちつつ生きていきたいなとおもえるそんな映画でした!

のさり、ガンガン使ってこうw

習った単語すぐ使ってくスタイルw

映画『のさりの島』は5月29日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開!!

天草、熊本にて5月先行公開〜〜!!

タイトルとURLをコピーしました