映画『キラーカブトガニ』レビュー|映画とは初期衝動の集合体である
カブトガニ・・・?キラー・・・???
殺人カブトガニ、ということです。
「ということです。」と言われても。
これはサメ映画的なラインと考えていいですか?
ですね。とはいえ後半に行くにつれ色々暴走してきてエンドロールの後に「私はいったい何を見せられたんだ?」というある種の幻惑感に襲われますね。
ふむ。そのほか見どころは?
基本的に低予算モンスターパニック系なんですが、映画を作るって勢い、初期衝動が大切だよなあ、ってなんか暖かい気持ちにもなる映画であります。いろいろな先行作品へのオマージュやら、やってみたい演技的な仕草(モーション)、シーン、シチュエーション、ジャンル・・・etc やりたいことをやってやる!という映画製作者のアツいパッション(情熱)は素晴らしい、と言えましょう!
パッション(情熱)を感じろと。
あと、分類的にはカブトガニはカニの仲間ではなく、クモやサソリに近い種だそうです。そして青い血が流れるのであります!
青い血はSF的にはカッコいいな…